科学と経験

2002年12月11日
 昨日、後継者研修で知り合いになった日本中央競馬会総合研究所の飼養管理の研究者に、飼養管理についてのCD−ROMがあるというので貰いにいきました。給与している飼料の量、飼料に記載されている成分、給与している馬の体重や年齢を打ち込むと、足りない成分が何かというのがグラフで分かるようになっている。
 さすがですねぇ、JRA直属の研究機関だけある。このようなノウハウを無料で提供してくれているのもかかわらず、あまり活用しようとしていないのが生産地の現状だと思います。それは経験則というものに縛られ、科学の力を信じようとしない人が多いからでしょう。
 私は何も科学の力のみを信じればよいといっているわけではありません。科学の裏づけや経験による修正を加えながら、科学と経験を融合させることこそ、強い馬作りへの近道だと考えています。

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